多様な料金モデルへの対応、複雑化する契約変更の管理の実現
企業概要
業界 :SaaS・クラウド商材 :SaaSサービス/クラウドサービス
企業規模(従業員数) :100名~500名
導入時の関係部門 :事業部門
導入時の要望
Microsoft Azure(従量課金)やMicrosoft 365などのライセンス(月額・年額固定)をはじめ、多様化するMicrosoft CSP製品の料金モデルに対応した柔軟な料金計算や特定の顧客に適用する特別価格などの契約管理や請求業務が複雑化しており、工数が大幅にかかっていた。顧客の契約管理(ライセンスの追加減数等の数量変更・プラン変更)から、Microsoftからのデータ取り込みと料金計算、請求書発行までを一気通貫で自動化できるシステムが求められていた。
導入の決め手
Microsoftから提供されるMicrosoft Azureの利用実績データを手作業で加工することなく自動的にシステムに取り込み、あらかじめ設定された条件での料金計算が自動で完了し、請求業務を大幅に効率化できること、Microsoft 365などのライセンス製品に関しても数量や上位プランへの変更機能などが標準で提供されていることで具体的な運用イメージが持てた点が評価された。また、MicrosoftとのAPI連携などの仕様変更といった保守・運用負荷を自社で抱える必要がない点も、大きなメリットと判断された。
導入イメージ

導入スケジュール

導入後の成果
・Microsoftから提供されるMicrosoft Azureの利用実績データの取り込みから顧客毎の料金計算までが自動化されたことで、請求業務の工数が大幅に削減された。・Microsoft 365などのライセンスの追加やプラン変更といった契約変更を、顧客自身がシステム上で対応可能となったことで顧客からの問い合わせや営業工数を削減し、顧客満足度の向上につながった。
・従量課金や月額・年額の継続課金、顧客毎の特別価格など、多様で複雑な料金プランに対応できたため、新たな商材の追加検討ができ、サービス拡販につながった。