SaaSサービスの流通効率の向上
企業概要
業界 :情報通信商材 :SaaSサービス
企業規模(従業員数) :1,000名以上
導入時の関係部門 :システム開発部、営業部
導入時の要望
オフィスワークで活用するSaaSサービスの利用が急速で拡大するなか、販売や課金ルールの異なる複数メーカーのSaaSサービスを取りまとめたうえで提供を行うため流通会社、販売店、利用顧客のどの階層に於いても、「申込~契約~請求課金」の各業務を一気通貫で管理しなければならず煩雑なため業務負荷を低減することが直近の課題であった。一つ一つの金額単価は大小さまざまだが、働き方の多様化などの社会の変化などから、使いたいときに申し込んですぐ使えるといったことが必要なため、発注タイミングや変更・解約タイミングの頻度も増加していた。それをシステム化することで柔軟に対応できるようにすることが必須の要件としてあった。
特に販売店への業務対応は、情報の伝達や実業務でのやり取りのミスや属人化が加速しつつあるため、業務ミスの低減・満足度の向上の観点からシステムによる自動化がどれほど実現できるかが重要であった。
導入の決め手
複数の「Bplats」の環境を連携することができる「つながる機能」により、煩雑な取引業務や商材ごとに異なる情報連携などを伴うサブスクリプション商材の取引を企業間取引として実現できることが大きく評価いただいた。また、当時は実装されていない一部機能については、機能拡張を行うことで課題解決できるための可能性があったことでご安心いただいた。
さらに、膨大な既存データの移行手順について手厚い支援体制が整っていたことも評価いただいた。
導入イメージ

導入スケジュール

導入後の成果
・手作業で対応していた見積もり作業が改善でき、販売パートナーへの見積書の発行が自動化されたことで大幅な営業工数の削減ができた。・「Bplats」導入前は商流がシステム化されておらず業務が煩雑であったが、Fit to Standardの考え方でBplats中心の業務フローを改めて構築したことで、自社システム↔販売パートナー↔エンドユーザーの商流がシステム化が実現され業務フローが確立され業務効率が上がった。
・導入後も継続したサポートを利用することができ、安定稼働につながっている。