サブスクリプション総合研究所 主席研究員 藤原大豊の総研ブログを公開しました。
《サブスク会計学》
サブスクリプション会計の損益計算書【その2】
サブスクリプション会計の特徴として予測可能性の高さを挙げることができます。予測可能性の高さはARRによってもたらされます。また次年度の売上高予測はARRを土台にしてつくることができます。このようにしてつくられた予測によって、将来収益の獲得のための営業やマーケティングといった活動にどの程度までなら費用を投下することができるかを前もって把握することが可能になります。
このように予測可能性が高いが故に成長投資と健全性維持のどちらを優先させるかといったコントロールを比較的容易に行えます。
サブスクリプションビジネスに既に取り組まれている事業者のみなさま、また、新たに取り組もうと検討されているみなさまのお役に立つことができれば幸いです。