(渡辺) 私は仕事面でけっこう変わったと感じています。上場前はアウトバウンドの営業が多かったのですが、上場後はインバウンドでの問い合わせや依頼が増えましたね。お客様先に行っても、上場したというだけで話を聞いてくれることが増え、上場前後で全く印象が違うなと実感しています。
(武田) 私よりも親がけっこう気にしているみたいで。「株価上がっているね」ってよく連絡が来ます(笑)。「上場するよ」って私が話した時もびっくりしていましたし、社内よりも意外と社外の人たちの方が敏感に感じているのかもしれません。
(西村) エンジニア側からすると、上場することで、手掛けたサービスがより多くの人に評価してもらえたり、認めてもらえたりするのは嬉しいですね。より一層いいものを作りたいという気持ちになります。
営業本部 渡辺桃子
(西村) 社内で何人か仲の良いメンバーに声をかけ、社外のエンジニア講習会に時々参加しています。内容は開発手法に関することや、「楽しく開発するには」など。実際の業務に活かせそうなトピックが多く、「他社ではこんなことをやっているんだ!」と新しい発見があるのは面白いですね。
(渡辺) 私は普段は友達と遊んだりしていますが、ビジネススクールに通ってMBAの勉強をすることもあります。ビジネスパーソンとしてスキルアップすることがビープラッツでも活かせるんじゃないかと思っています。様々な業種のお客様の新規事業を支えるプラットフォームですから、ビジネスの視野を広げたいですね。
開発本部 西村達也
(渡辺) サブスクリプションという継続課金型のシステムは2、3年前よりもだいぶ認知度が上がっています。HuluとかSpotifyとか身近なものもたくさんあり、「あのサービスだよ」と友達に言うと、興味を持ってくれるようになりました。私自身、月額500円で週2回お花が届く〈花の定期便〉、「あのサービスいいな!」と思いました。
(武田) 仕事でも新しい問い合わせが来て、初めて知るサービスがいっぱいあります。以前も「家具のレンタルをやっているのですが…サブスクリプションについて教えてほしい」って依頼がありました。「そんなサービスあるんだ!」と新しい気づきがあるところが楽しいです。
(西村) いろんな業界を知ることもできますよね。しかも最近は取引先にも、中堅、大手企業が多くなって来ています。DELLや富士通など、誰もが知る有名企業とも取引が増えて来ているのも変化したところです。
(渡辺) 入社2〜3年目でも、大きな案件を任せてくれることですね。少数精鋭の会社なので、まずは「やってみなよ」とチャンスを与えてもらえることで、私たちの成長を促してくれます。大手では何年も待たないとやらせてもらえないようなことも当社なら入社後すぐにでもやらせてもらえますよ。
(武田) そうそう!当社はやりたいことがあれば「やってみる?」と言ってもらえるのが魅力なんです。私は営業事務ですが、マーケティングにも携わらせてもらえました。SEMと呼ばれる、ネット検索した時に広告が表示されるキーワード選別や入札などを、Googleアナリティクスを使って担当していました。当社は本当に垣根なく挑戦できるので視野が広がります。
(西村) エンジニアに関しては、開発実務でどんどん挑戦させてくれますし、当社は自社プロダクトを手がけているので、エンジニア自身がお客様先に出て、要件定義からまとめていくことができます。もちろん一人きりでやるのではなく、2〜3人のチームを組んでやるので、なんでも相談できますし。お客様と近い位置で、なんでも任せてもらえるのは当社の醍醐味ですね。それに大きな売上を担えるのも責任感があって面白いです。使われているだけではないやりがいを感じられますね。
営業本部 武田麻里
(渡辺) 私は営業ですが、エンジニアの知識にも興味があります。西村さんとも一緒に案件をやっていますし、共通言語がないと話がスムーズにできませんから。エンジニアの考えていることを分かる努力はしていきたいなと思っています。
(西村) 本当ですか?(笑)それは嬉しいですね。今はフロアが3つに分かれていますが、ワンフロアで仕事したいなって、実はけっこう前から思っているんです。「開発は開発のことだけ考えていればいい」ではなく、お客様の運用も理解できるような環境で仕事がしたいです。今後、人が増えて会社が拡大移転するようなことがあれば嬉しいですね。
※編集注 2019年1月本社移転済